新幹線班の仕事内容は、新幹線班の仕事内容は、レールや枕木の交換です。それに加えて、最近では耐震への対応も行っています。
大幅に脱線しづらい枕木に交換することで、万が一走行中に地震で脱線しても、被害を最小限に抑えられるでしょう。
最近では台風や大雨による土砂災害が多いため、復旧作業に行くこともあります。

一日のスケジュールとして通常は21時に会社に出社して、機材や道具を車に詰め込み準備をします。
打ち合わせをして深夜0時頃から作業開始。
作業時間が限られているため、集中して仕事に取り組んでいます。
たまに準備のため昼間に出社して準備することもありますが、社員の負担にならないようなシフトを組むようにしています。

仕事の面白さは、現場により仕事に変化があるところです。
同じ作業をする場面もありますが、計画通りに行かないことは日々たくさんあります。
例えば枕木を交換するために土を掘ってみたら、想定していた状況と異なり時間がかかってしまったり、重機が故障してしまったり。
一つの工程でトラブルが起こると、全体の工程に影響がでます。
トラブルを乗り越えるために全員で知恵を振り絞って、クリアできたときはとてもやりがいを感じます。

仕事ではスピードも大切ですが、正確さも重要。
列車事故に繋がらないように、レールは1mm単位で敷き、レールの周りに敷く砂利は盛り上がらないようにします。
しかし、個人的には仕事をあまり大変だとは思っていません。
社員がさまざまなスキルや能力を最大限に活かしてくれるので、必要以上に恐れず、「絶対になんとかなる」という気持ちで取り組んでいます。

社員に気持ちよく働いてもらうために心がけているのは、無理のない勤務体系です。
残業はあまりせずに、休みの日も多く取ってもらうようにしています。
現場に合わせて仕事内容を柔軟に変える必要があるため、臨機応変に動ける方を歓迎したいと思います。